プリップリに引き締まった身から、ジュワッとこぼれ出る磯の風味。この瞬間がカキ好きにとってはたまらない!今回の目的は、今まさに旬のカキ。しかも炭火焼で豪快に、安く、お腹いっぱいに食べるには「かき小屋」しかない。
周知のとおり、広島のカキは品質も味の良さも格別だが、実はそのなかでも呉市はカキの生産量が日本一!きれいな海でじっくり栄養を蓄えたカキは身が締まって濃厚。ぜひ、その味を確かめるべく、呉ポートピアパークにある「ミルキー鉄男のかき小屋 呉店」へ行ってみよう!


プリップリに引き締まった身から、ジュワッとこぼれ出る磯の風味。この瞬間がカキ好きにとってはたまらない!今回の目的は、今まさに旬のカキ。しかも炭火焼で豪快に、安く、お腹いっぱいに食べるには「かき小屋」しかない。
周知のとおり、広島のカキは品質も味の良さも格別だが、実はそのなかでも呉市はカキの生産量が日本一!きれいな海でじっくり栄養を蓄えたカキは身が締まって濃厚。ぜひ、その味を確かめるべく、呉ポートピアパークにある「ミルキー鉄男のかき小屋 呉店」へ行ってみよう!
お店はセルフ方式なので、最初に食材コーナーで好きな食材を好きなだけトレーに乗せていく。殻付きカキ1皿(1kg)1000円とは、かなり安い!あまりに安いから、2皿分挑戦してみよう。そのほかサイドメニューも、サザエ、ホタテなどの魚介や、厚切りベーコン、野菜焼き、じゃがバターまで多彩に並ぶ。見れば見るほど、どれもこれも炭焼きで味わってみたい。が、しかしあくまでも今回の主役はカキ。カキに的を絞ろう。会計を済ませてから、小屋の方へ移動する。
200人が入れるという小屋の中は、11時開店からまだ間がないのに炭火と磯の香りがムンムン。テーブルを囲んでカキが焼けるのを待ちわびるお客さんがあちこちに。
殻付きカキを網の上にのせて、ひたすら豪快に焼きながら食べたらいいのかと思っていたら、実は焼き方にちゃんと手順があるようだ。まず、殻の形が平らな方を下に置いて3分、ひっくり返して3~4分焼く。カキエキスが沸々と縁から滲みでてきたら、いったん網からおろして平たい方の殻をはずす。再び網の上にカキを戻し、身がうっすら茶色になるまで焼けたら、できあがり。気を付けたいのが、鮮度は間違いないが、決して生食用ではないので焼き方の手順を守って中までしっかり火を通すこと。
最初にカキそのものの味をいただこう。炭火効果で身がふっくら、香ばしい。噛むと中から凝縮されたまろやかなエキスが一気にあふれ出る。とろけるように濃厚な、まさに海のミルクだ!特製ポン酢、しょうゆもあるので、後はお好みの味で。
「週末は1日1t近く出るほど人気です。カキの鮮度はもちろん、テーブルもイスも手作りの空間で、ラフに楽しめる雰囲気もいいんでしょうね。最近は海外の人も観光名所として来られていますね」と店長さん。素朴な雰囲気の中で、1つのテーブルを囲み新鮮なカキをジュージュー焼きながら、ワイワイお喋りして、食べて飲んで盛り上がる楽しさ。時間を忘れてしまいそう。この日は非常に寒い日だったが、シート1枚で仕切られた小屋の中は、カキの焼ける温もりと皆の笑顔でほっこりとした空気に満ちている。何より呉のカキが噂通りの美味しさであったことに大満足した。
「ミルキー鉄男のかき小屋 呉店」公式ページ
呉水産まつり 2月11日(日) 呉市中央公園(呉市体育館横)
田原かきまつり 2月11日(日) 呉市音戸町田原 田原漁業協同組合前
宝島くらはしフェスティバル 2月18日(日) 桂浜温泉館周辺
早瀬かきまつり 2月25日(日) 呉市音戸町早瀬 元早瀬小学校前の広場
安浦無添加かき祭り 2月25日(日) 呉市安浦町三津口 グリ-ンピアせとうち
(2018年1月取材)